台⾵19号被災地の会員の皆様に⼼よりお⾒舞い申し上げます。

 今般の台⾵19号は、⻑野県内だけでなく、全国の広範囲にわたり多くの被害をもたらす⼤災害となってしまいました。まずは衷⼼よりお⾒舞い申し上げます。また、現在把握できているところでは、会員の所属する⻑野県⽴総合リハビリテーションセンター様、豊野病院(⽼健施設ゆたかの)様、⽼健施設桜ホーム様では、多⼤な浸⽔被害の後、⼀⽇も早い業務の再開を⽬指して復旧作業に取り組んでいらっしゃいました。また、会員の中にも⾃宅やご実家が被害に会われたという連絡を受けております。あわせてお⾒舞い申し上げるととも
に、会としてできることがあれば、連携をさせていただきたいと存じます。

 ⻑野県作業療法⼠会では、10⽉13⽇午前8時35分に災害対策本部を⽴ち上げ、県⼠会理事・会員への安否確認。被災した県内(特に東北信)地域の作業療法⼠や⽇頃より、被災地域で活動されている医療・福祉・⾏政といった様々な⽅々と連携を取りながら、被災状況の把握に努めてまいりました。

 具体的な活動としては、⽇頃より⻑野市の福祉関連団体と連携をとっている傳⽥副会⻑への⼀本の応援要請の電話から始まっています。その会員の要請から県⼠会が動き出すのは、8年前の栄村⽀援と同じ流れです。

 10⽉16⽇災害対策会議を開き、今後の対応について以下のように検討しました。

<⽅針︓10/16 時点>

1. 県⼠会災害対策本部の設置(10/13)と各⾃役割の確認 ※県⼠会災害マニュアル

2. 情報収集

① 会員への安否確認の実施

② 傳⽥副会⻑が被災地域該当会員となり、情報収集とネットワーク作りをしながら、できるところからの⽀援を⾏っていく。他の本部役員は第⼀次対応の間、傳⽥⽒の活動を⽀援する。

3. ボランティアの派遣について

情報収集に基づき、可能な⽀援活動について検討しながら、会員へのボランティア登録を呼びかける。

4. ⻑野保健医療⼤学の学⽣との協働

被災地にてすでにボランティア活動をしているなかで、被災者との直接的な関わりにおいて、重要な体験を蓄積している。今後の県⼠会活動においても協働させていただきたい。

5.JRAT について

情報を取りながら、連携できる部分は連携していく

活動テーマ「被災された⽅々の⽣活に寄り添うことを念頭に置きながら活動をしていく」

現在の活動

 ⻑野県、県社協、市社協、その他多くの福祉団体と連携をとりつつ、できるところからの⽀援をしています。施設ごと避難しているところへ出向いてのレクリエーション活動、災害ボランティアの⽀援、⽚付けボランティアの住⺠への周知活動、飯⼭市避難所⽀援など、情報収集しながら、できるところからできる限りの活動をしてきました。そのような中、それらの活動で繋がってきた団体から、今後の協⼒要請の問い合わせも来ています。

会員の皆さんにお願い

1. 会員の安否確認等情報収集を⾏っています。皆さんからの情報をお寄せください。

2. 個⼈的に被災地域で活動している⽅がいましたらご連絡ください。

3. 被災された皆さんが、⽣活を取り戻していこうという、これからが私たちの災害⽀援の重要な時期に⼊ります。 ボランティア登録をお願いします。 【連絡先】jimukyoku@ot-nagano.org

4. 災害はいつどこで起こるかわかりません。特に今は全県で危険な状態ともいわれています。会員の皆さん⾃⾝が、今⾏っている業務での地域との様々な繋がりを意識的に⾒直していただくことをお願いします。

 今後、本会の今後の⽅針や具体的な対策などが決まりましたら、その都度このホームページや本会の機関誌を通してお知らせしてまいります。

2019年10⽉ 会⻑ ⼤⽉ 肇