台風19号 被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 今般の台風19号は、長野県内だけでなく、全国の広範囲にわたり多くの被害をもたらす大災害となってしまいました。まずは衷心よりお見舞い申し上げます。

 長野県作業療法士会では、10月13日午前8時35分に災害対策本部を立ち上げ、被災した県内(特に東北信)地域の作業療法士や日頃より、被災地域で活動されている医療・福祉・行政といった様々な方々と連携を取りながら、被災状況の把握に努め、現地のニーズを的確に捉えながら、被災地域の皆様に寄り添える有効な支援をしてまいる所存です。

 特に課題として挙げられるのは、避難までの怖い体験・避難所等の慣れない生活の中で、不安による子どもやお年寄りの心の変化に対する対応です。作業療法士会では、これまで子どもの療育や認知症に対する関わりを、地域の皆様や関係団体の皆様と共に取り組んでまいりました。心の変化に対する早い段階での対応ができますよう、今後の大きな課題のひとつとして皆様と取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 今後、本会の方針や具体的な対策などが決まりましたら、その都度このホームページや本会の機関誌を通してお知らせしてまいります。

2019年10月 会長 大月 肇